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妙蓮『蓬折箴』26

2016.11.16 22:04|妙蓮『蓬折箴』
疏文同鈔、我今發心受戒一句、又用、以此要期之心、與彼妙法相應、於彼法上、有緣起之義、領納在心、名為戒體、(『蓬折箴』『続蔵』60、80頁中/『蓬折直弁』『続蔵』60、69頁中)

『疏』文は『鈔』に同じ。「我れ今発心受戒す」の一句、又た用う、「此の要期の心を以て、彼の妙法と相応す。彼の法の上に於いて、縁起の義有り。在心を領納するを、名づけて戒体と為す」と。

注1:疏文=『蓬折箴』にはこの二字無し。しかし文意を明確にするため、『蓬折直弁』の本文から補った。「疏文」は以上に引用されていた、道宣『四分律羯磨疏』(以下『業疏』)の文章を指す。
注2:鈔=道宣『四分律行事鈔』(以下『行事鈔』)を指す。
注3:我今発心受戒=『行事鈔』にある言葉(『大正』40、26頁上)で、受戒時の受者の発声として紹介される。『行事鈔』では次のように説明される。
云何んが上品なるや。若し「我れ今發心受戒す」と言うは、三聚戒を成ぜんが為めの故なり。三解脫門に趣き、正しく泥洹果を求めん。又た此の法を以て眾生を引導し、涅槃に至らしめ、法を久住せしめん。此くの如き發心も尚お是れ邪想なり。況んや發せざれば、定んで尊尚無し。
注4:又用以此要期之心與彼妙法相應於彼法上有緣起之義領納在心名為戒體=『蓬折直弁』にはこの三十一字無し。また「以此要期」以降の文は『行事鈔』の文章(『大正』40、4頁下)である。『蓬折箴』には出だしが「以已要期」となっているが、意味上から特に『蓬折箴』が『行事鈔』の文を改めたとも思えないことから、誤写とみて「以此要期」と改めた。
注5:要期=ヨウキ。訳しづらい言葉ではあるが、その時とか該当する時期とかいう意味に訳せそうである。
注6:相応=ソウオウ。たがいに結びついていること。
注7:縁起=エンギ。因と縁とによって現象世界の万物が生じ起こり、また変化すること。ここではそれが「彼の法(真実世界)の上」にあるということであるから、真如がそのまま現象世界に生起する真如縁起を述べたものと考えられる。あるいは道宣はそれを意図していないかもしれないが、妙蓮はそのようなことを述べる意図をもってこの文章を引用しているものと考えられる。
注6:在心=ザイシン。自分のこころがけのこと。

道宣著作の『行事鈔』にも、以上に挙げた『業疏』と同様のことが述べられている。「私は今心を発し受戒します」の一句については、「この受戒時の心が、彼の真実世界と互いに結びついているのである。彼の真実世界の上に縁起世界があるのだ。真実世界と結びついた決意の心を持つことを、戒体というのである」と説明される。

"Sìfēnlǜhángshìchāo 四分律行事鈔 "is similar to "Sìfēnlǜjiémóshū 四分律羯磨疏". Dàoxuān道宣 illustrates by "Sìfēnlǜhángshìchāo 四分律行事鈔 "about declaring at the time of Buddhist confirmation, "Now, I utter aspiration for Buddhahood and receive the vinaya" as follows". This heart at the time of Buddhist confirmation is tied to That truth world (Tathata) each other. This phenomenon world by The Engi縁起 is established assuming that truth world.
This heart tied to that true world is called the essence of vinaya (kaitai戒体)".



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