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妙蓮『蓬折箴』27

2016.11.17 22:40|妙蓮『蓬折箴』
又用、未受前、惡法界、今欲進受、翻前惡境、並起善心、故戒發所因、還法界(文)(『蓬折箴』『続蔵』60、80頁中/『蓬折直弁』『続蔵』60、69頁中)

又た用う、「未だ受戒せざる前には、惡、法界に遍ず。今進受して、前の惡境を翻じ、並びに善心を起こさんと欲す。故に戒發の因とする所、還って法界に遍ず」と(文)。

注1:又用=『蓬折直弁』では「更司文同」と作る。「又」は道宣『行事鈔』を指す。
注2:「未受戒前」以降「還遍法界」までの文は、『行事鈔』の文章(『大正』40、25頁下)である。
注3:戒=『蓬折直弁』では「以」の字に作る。
注4:遍=『蓬折直弁』では「徧」の字に作る。注3:悪遍法界=「法界」は真理の世界の意味であるから、本来法界に「悪」はないはずである。この文は、真理の世界にありながら、自らの煩悩のために、そこに悪を見てしまうことを述べたものと解釈できる。
注5:進受=シンジュ。受戒すること。
注6:翻前惡境、並起善心=「悪境」は悪なる認識対象のことであるが、対象を悪と認識するのは、自らの心が煩悩に纏われているからである。すなわちこの一連の文は、受戒以前の悪心を回心させ、かえって善心をおこすこと、の意味と解釈できる。
注7:戒発所因=「戒発」は戒体発得の意。文意から戒体発得の因となるものは自身の「心」である。

また『行事鈔』には次のようにも説明されている。「受戒前には自身の煩悩のために、本来真理の世界であるこの世界に悪が存在しているかのように認識してしまう。今受戒して、受戒以前の悪心を回心させ、かえって善心を起こそうとするのである。だから戒体発得の因となる心が、そのまま真理の世界に遍く広がるのである。

"Sìfēnlǜhángshìchāo四分律行事鈔" say "before the Buddhist confirmation, though this world is originally the true world, I recognize that evil rises. Now, I convert former evil thought into the highest Buddhahood on receiving Buddhist confirmation. Therefore my heart to contribute to get the essence of vinaya (kaitai戒体) just spreads through the the truth world widely.




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