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妙蓮『蓬折箴』29

2016.11.21 13:35|妙蓮『蓬折箴』
同鈔、為成三聚戒故。趣三解脫、求泥洹、又以此法、引導眾生等、(『蓬折箴』『続蔵』60、80頁下/『蓬折直弁』『続蔵』60、69頁中)

同じく『鈔』には、「三聚戒を成ぜんが為めの故なり。三解脫に趣き、泥洹果を求めん。又た此の法を以て、眾生を引導せよ」とあり。

注1:為成三聚戒~引導衆生=『行事鈔』にある言葉(『大正』40、26頁上)で、受戒時の受者の発声「我今発心受戒」の説明文。『行事鈔』本文は、妙蓮『蓬折箴』26を参照のこと。
注2:三聚戒=三聚浄戒(さんじゅじょうかい)。『梵網経』『瓔珞経』などに基づき、大乗独自の戒蔵として「摂律儀戒」「摂善法戒」「摂衆生戒」の三戒を総称する場合と、『菩薩持地経』『瑜伽論』などに基づき、律蔵を加味した通三乗の戒蔵として「摂律儀戒」「摂善法戒」「饒益有情戒」の三戒を総称する場合とで、解釈が異なる。両者の違いを単純化して説けば、「摂律儀戒」に小乗部派の律蔵を収めるか否かという点に集約される。すなわち『菩薩持地経』『瑜伽師地論』などでは、小乗部派の律蔵をまずは受得した上に、「摂善法戒」(一切の善を悉く修す修善門)、「饒益有情戒」(衆生にあまねく利益を施す勘善門)を加上すると考える。両者の理解の相違は、日本においては、前者が叡山円頓戒、後者が南都律宗の戒律に対する考え方の相違として生成された。南山律宗の基本的立場にある妙蓮は、『菩薩持地経』『瑜伽論』の所説に立つものと考えられる。
注3:三解脱=三解脱門(さんげだつもん)。三空、三三昧とも。さとりに通じるための三種の禅定法のことで、(1)空解脱門、存在の空を観じること、(2)無相解脱門、空である故に差別あるすがたを持たないことを観じること、(3)無願解脱門、すべてのものは差別あるすがたをもたない(無相)であるから、願い求めるものなどないことを観じること、の三。
注4:泥洹果=ないおんか。泥洹はニルヴァーナのこと。煩悩の火が吹き消されたさとりの境地。涅槃。三解脱門という因によって、涅槃という果を得ることを指す。
注5:果=『蓬折直弁』は、「果」の下に「等」を付す。

前に挙げた『業疏』の文(妙蓮『蓬折箴』28)と同様のことが、『行事鈔』にも述べられている。「(受戒時の「私は今心を発し受戒します」の発声は)三聚浄戒を成就するためのものである。あなたは三解脱門の禅定によって、涅槃という果を求めなさい。そしてこの方法で生きとし生けるものを仏の道に引き入れなさい」と。(これは受戒を機縁として成仏を目指すものである)

The same thing as the sentence of "Sìfēnlǜjiémóshū四分律羯磨疏" mentioned above is also mentioned in "Sìfēnlǜhángshìchāo四分律行事鈔". "Sìfēnlǜhángshìchāo四分律行事鈔" say "(The utterance of" I am now converting Buddhahood and receiving the vinaya" at the time of Buddhist confirmation) is to fulfill sānjùjìngjiè三聚浄戒.  You seek the result of nirvana by the zenith of the three escaping gates. And draw this living thing in this way to the way of Buddha. "


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