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妙蓮『蓬折箴』30

2016.11.22 00:00|妙蓮『蓬折箴』
兩文相照、如合符節、於但三聚、有後受前思之異、自非濟緣、識圓宗遠致、(即問教有分齊等文)、(『蓬折箴』『続蔵』60、80頁下/『蓬折直弁』『続蔵』60、69頁中)

両文は相い照らして、符節を合するが如し。但だ三聚に於いては、後受・前思の異なり有り。『済縁』の問答に非ざるよりは、誰か円宗の遠致を識るや。(即ち「問う教に分際有り」等の文なり。

注1:如合符節=割り符を合わせるように、完全に一致すること。
注2:於但=『蓬折直弁』では「但於」に作る。
注3:問=『蓬折箴』には「同」の字に作るが、文意から『蓬折直弁』にしたがって「問」の字に改めた。
注4:誰=『蓬折箴』には「雖」の字に作るが、文意から『蓬折直弁』にしたがって「誰」の字に改めた。
注5:即問教有分齊等文=『蓬折箴』にはないが、『蓬折直弁』には補注されているので補った。元照『四分律羯磨疏済縁記』の文(『続蔵』41、259頁下~260頁上)を指す。該当箇所は以下のとおり。
問う、教に分齊有り。何んぞ此の示を須いん。答う、本宗は分通義を成ぜんとするが故なり。何を以て然るべきや。前の『善戒』の如く、五・十・具等、方便として迭す。是の故に五を受けて十を習い、十を受けて具を習い、具を受けて大を習う。故に前び三戒は並びに方便と名づく。假宗の權を知り、方便に住せず、符して深の部意に通じて、大の先容を稟けんとす。所以に『鈔』に敘す、「發心して三聚を成ぜんとす」と。此れ隨行を明かし、次いで三身に対して、願行相い扶くこと、彼れ此れ交映す。彼れ則ち期心の後に受す。此れ乃即(すなわ)ち前修を行ず。方に圓宗を見て、深く來致有り。若し爾らば既に分通を顕す。何んぞ須らく別に立つべきや。答う、義は大に通ずと雖も、教は終に小に局る。濫通すべからざる故に、須らく別に立つべし。意に隨い理を盡くし、宗途を乱さず。請いて觀前に實宗を明かすに、一心の字無く、次に假宗を述ぶに、一種の字無し。始め聖師を見るは、深く權實を体とす。自餘は凡愚なり、未だ擬議に足らざるなり。

『業疏』と『行事鈔』の両文は、割り符を合わせるように一致している。ただ三聚浄戒については、「(律を受けた)後に受ける」のか「(律を受ける)前に思う」のかという異なりがある。元照の『四分律羯磨疏済縁記』に説かれる問答がなければ、誰が円宗の高邁な目標を知ることができようか。

 "Sìfēnlǜjiémóshū四分律羯磨疏" and "Sìfēnlǜhángshìchāo四分律行事鈔" are completely consistent. There are differences in sānjùjìngjiè三聚浄戒. It is the difference whether "I receive that after (received the vinaya)" or "I think that before (receiving the vinaya)". If there is no "Sìfēnlǜjiémúshūjìyuánjì四分律羯磨疏済縁記" written by Yuánzhào元照, who can know the high goal of Yuánzōng円宗?



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